ガラス容器を使いたい!他素材の容器との比較からその良さを探っていきましょう 

ガラス容器を使いたい!他素材の容器との比較からその良さを探っていきましょう 

ガラスの容器を手にするとなんだか昔懐かしいような温かい気持ちになりませんか?最近ではインスタ映えするという理由で、メイソンジャーのドリンクが流行ったり、ガラスのおしゃれな面もクローズアップされたりしています。

ガラスの容器にすると、何が違うのでしょうか?他の容器と比較することでガラスの良さに迫ってみましょう。

ガラスを使うメリット

まず、ガラスを使うメリットを見ていきましょう。

保存性

注目すべきは高い保存性です。中に入れたものを長期にわたって保存できます。なぜなら蓋をすることによって密閉性も高くなり、酸素透過性も低く酸素に触れることも少なくなるので酸化しません。また、熱が伝わりにくい点も保存に向いているでしょう。

デザインの良さ

高い透明性が魅力の一つです。またガラスには色をつけることや細工を施すこともできます。ガラスの容器というだけでおしゃれであったり高級感が演出できたりします。

環境にやさしい

洗って何度も使えるのでリユース率も高めですが、そのうえガラスはそのまま100%ガラスにリサイクルができます。環境にやさしい素材です。

中身の保持力

湿気や乾燥からも中身を守ることができ、さらに匂い移りがしないので、中身の品質をそのまま保つことができます。

他の容器と比較してみよう

たくさんのメリットがあることはわかりました。では次に他の容器と比べてどういった違いがあるのか見ていきましょう

紙パックとの比較 

ガラスと比べて、紙パックの良さは軽いことでしょう。そしてコストも安く使い終われば小さく折りたたむことができます。一方で長期保存には向いておらず、一度開封したら密閉ができない構造がほとんどです。そして見た目も安っぽいイメージになります。

プラスチック容器(ペットボトル)との比較

プラスチックは保存容器にもよく使われますが、ガラスの容器と比べて透明性が低いので中身がわかりづらいでしょう。また匂い移りも気になります。食材の匂いも容器に移りやすく、またプラスチックの匂いも食材に移ることがあります。

飲料に多用されているペットボトルは、ガラス瓶と比べて軽くて割れないので使い勝手が良いものです。しかし環境に良い影響がなく問題になっています。

缶と比較

ガラスと違い、透明ではないので中身が見えません。軽いのですが、一度開けると保存がききません。プラスチックと同じく割れないという面はメリットです。

陶器と比較

密閉ができないのと、ガラスより割れやすいのが難点です。ガラスよりさまざまな雰囲気を演出できるので食器に向いている素材です。何かの容器にして販売するにはコストも高くつきます。

具体的にどう違う?

次に具体的な使用例で比較してみましょう。

プリンの場合 

 ・アルミカップ容器と比較
自宅で作るときはアルミカップを使うことも多いのではないでしょうか。ガラス容器は熱がゆっくりじわじわ中に伝わっていきますが、アルミのカップは熱伝導率がいいのでどちらかと言えばしっかりしたプリンができます。

固めのプリンが好きならアルミです。初心者にも失敗がなくできるのもアルミのほうでしょう。しかしガラス容器より安っぽくなってしまうので贈り物や販売向きではありません。

・陶器と比較
陶器も高級感を演出するには良い容器です。味の邪魔もしないのでおいしさも保証されます。しかし、透明ではないのでプリンのカラメル部分が見えない難点もあります。またガラスよりコストが高く大量生産向きではありません。

飴玉の場合 

・プラスチック容器と比較
プラスチックに入った飴玉よりガラス容器に入って売られている飴玉は高級に見えます。また、昭和的なノスタルジックなイメージも与えられます。

容器がガラスだと、捨てるのが惜しくて手元に残しておきたくなりませんか?インテリアに活用したり二次利用したりすることで、ガラスにお店の名前を刻んでおけば、それだけで宣伝効果も生まれます。

ビールやジュースの場合

・缶と比較
缶は一度開けてしまうと保存しておくことができません。軽くて使い勝手が良いので日常的な場面で選択することが多いものです。

しかし、お店でビールが提供される場合、缶ではなく瓶のほうが多くないでしょうか?仕入れ値が安くつくということもありますが、瓶のほうがそのまま出しても嫌味な感じがせず雰囲気が良いという理由があります。

・ペットボトルと比較
ジュースにペットボトルが多く採用されているのは軽く使い勝手がよくさらにコストも安いからです。比べてガラスは重く割れるので、日常的に外で使うなど販売用には向いていません。

しかしその逆をついて、ガラスの瓶をジュースに使用することでノスタルジックな感じや高級感を演出できます。品質保持の観点から言っても、ガラスのほうが優秀なので、素材にこだわった商品はガラスを採用しているものが多いと言えるでしょう。

保存瓶の場合

・プラスチック容器と比較
保存容器としてはメイソンジャーの流行からもインテリアとしておしゃれなガラスが人気です。プラスチックは安くて軽いので便利ですが、匂い移りもするのでなかなかな繰り返し使えません。その点ガラスは色や匂い移りもなくリユース率は高く長く使えます。

また、プラスチック容器より見た目も良いのでそのまま食卓に出しても大丈夫です。洗い物も少なくて済みますね。気をつけたいのは、ガラス容器は冷凍保存すると水分の多いものだと割れてしまうことがあります。

まとめ

以上、ガラス容器のメリットを確かめながら他の容器との比較からもその魅力を探ってきました。利便性や効率、そして低価格なことがよしとされがちな時代だからこそガラスの良さも際立って見えてきます。ガラスも改良を重ねて昔ほど重くなくなってきました。高価でもなくなっていることでしょう。

「晃和硝子株式会社」ではいろいろな場面で活躍するガラス容器を用意しております。上にあげたもののほかに香水の瓶やハーバリウムの瓶、見ていて心が温かくなるそんなガラス容器たちです。ご入り用でしたらぜひお気軽にご相談ください。お待ちしております。